松井 元同僚を警戒「術中にはまらないこと」

[ 2009年10月12日 06:00 ]

 2連勝で5年ぶりの地区シリーズ突破へ王手をかけたヤンキースは10日(日本時間11日)、ツインズの本拠地メトロドームで全体練習を行った。同球場での野球開催は今季限り。松井にとっては巨人時代に10年間親しんだ東京ドームのモデルとなった球場でもあり「チームとしても相性が良く、僕自身もここではいい結果が出ている。そうなればいい」と一気の3連勝を見据えた。

 03、04年の地区シリーズではともに同球場で本塁打を放ち、チームもリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。レギュラーシーズンでは7年間で打率3割の成績を残し、ポストシーズンに限れば4戦全勝、打率5割、2本塁打、5打点。「今年でこの球場も最後だからね」といい思い出のまま別れを告げるつもりだ。

 相手先発は昨季までの同僚パバーノ。インディアンスに在籍した今年4月19日の対戦では6回1失点と好投を許し、松井も2打数無安打に抑えられた。「両サイドを丁寧に突き変化球もいい。失投が少ない。我慢して待ち、術中にはまらないこと」と警戒しながらも「状態は悪くないし、期待できると思う」と自信をのぞかせた。

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2009年10月12日のニュース