右の柱が欲しい阪神 FA小林宏に興味津々

[ 2009年10月12日 06:00 ]

 阪神が5月に国内FA権を取得したロッテ・小林宏之投手(31)の獲得に動くことが11日、明らかになった。今オフの補強ポイントに右の先発投手を挙げており、小林宏がFA権を行使すれば獲得に乗り出す。

 CSを最後まで争った後半戦は能見、岩田の両左腕が先発陣の中核だった。一方で2年連続開幕投手の安藤は8勝12敗、新加入の久保は9勝を挙げたが最後は中継ぎに回るなど、右投手が期待に応えられなかった。
 球団幹部は「右で先発の柱となれるような投手が必要。FAなら小林宏に注目している」と評価。小林宏は今季4勝ながら、05年から3年連続で2ケタ勝利を記録し、07年は自己最多の13勝をマーク。通算71勝の実績は申し分ない。今後は右腕の動向を注意深く見守りながら、獲得へ全力を挙げる方針だ。

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2009年10月12日のニュース