内海4年連続2ケタ白星 今季最終戦で決める!

[ 2009年10月12日 06:00 ]

 今季最終戦となる、12日のヤクルト戦(神宮)に先発する巨人・内海が、4年連続2ケタ勝利とチームの90勝をかけて登板する。「立ち上がりから全力で入る」ことをテーマに掲げ、21日からのCS第2ステージを見据えた短期決戦の予行練習も同時に行う。

 4年連続2ケタ勝利はチームでは01~04年の上原以来、左腕では76~79年の新浦以来30年ぶりとなる。偉業へ向け「ヤクルトもCSがあるので、気を抜いてこないと思う。(CSで)当たるかもしれないので僕もスキを見せずに頑張りたい」と決意を語った。
 記録達成と同時に、自身のCS予行もテーマとなる。ポストシーズンの戦いでは、相手に先制点を与えないことが鉄則となる。それだけに「最近は立ち上がりが良くないので初回から全力で行く感じで。5回までいい流れで行って、できれば最後まで行きたい」と明確な目標も立てた。5日の試合が雨天中止となり組み込まれた一戦。内海が巡ってきたチャンスを生かし、今後に向けた投球を見せる。

続きを表示

2009年10月12日のニュース