年男の小笠原 進化へ牛歩戦術

[ 2009年1月11日 06:00 ]

巨人・大田(左)ら新人選手たちから挨拶され、笑顔を見せる小笠原。中央は育成選手の福元

 巨人の小笠原が、川崎市内のジャイアンツ球場で自主トレを公開。代表候補入りしている3月のWBCに向けて、あくまでマイペース調整する考えを示した。昨年のこの時期は左ひざ手術の影響で、2月のキャンプまで完全別調整でリハビリに専念していた。この日は約4時間の練習でランニングやキャッチボールの後、トス打撃で軽くバットも振ったが「イメージ通りに動けたけど、無理すると(ひざ痛が)再発する。例年とは違うけど計画的にやります」と慎重。それでも10月に36歳になる年男は「今のままではいけない。さらに進化しないと。一歩一歩、時間がかかってもね。牛歩です」とどん欲だった。

 ≪大田 小笠原に圧倒されっぱなし≫新人合同自主トレ3日目の大田(東海大相模)は自主トレ中の小笠原と初対面。あこがれの存在に最敬礼の大田は「(オーラが)ヤバいっすね」と圧倒されっぱなしだった。その後の動体視力テストでは伊藤2軍トレーニングコーチが「動いている物を追う能力は5段階中の5と優秀」と評価した。11日は初の休日だが大田は「体は少し動かして、その後で自転車を買いに行きます」と話していた。

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2009年1月11日のニュース