上原 あこがれメジャーへ11日渡米

[ 2009年1月11日 06:00 ]

11日に渡米することになった上原浩治

 巨人からFA宣言し、オリオールズと基本合意した上原浩治投手(33)が11日、メディカルチェックと正式契約のため渡米する。この日は都内グラウンドでランニング、キャッチボール、遠投など約3時間のトレーニング。その後はTBSラジオの「エキサイト・ベースボール・マネージャーズ」に電話で生出演して、メジャーに挑む心境を語った。

 番組内ではカージナルス、メッツからもオファーを受けていたと告白。「ただ、中継ぎや1年契約とかだった。いろいろ含めてオリオールズが一番よかった。必要としてくれていると感じた」と明かした。現地ではメディカルチェックを経て正式にサイン。14日(日本時間15日)に入団会見に臨む予定。そのまま「家を見ようと思っている。早急にとは思っていないけど」と住まい探しにも着手する意向を示した。

 「気候は日本とそんなに変わらないと聞いた。厳しいところですけど、やりがいがあると思えばいい」と上原。10年間ぶれることがなかった思いを胸に、あこがれの大リーグへの第一歩を踏み出す。

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