OP戦で対戦も?赤川 大田に挑戦状!

[ 2009年1月11日 06:00 ]

巨人・太田との対戦を熱望したヤクルト1位指名の赤川克紀

 ヤクルトのドラフト1位左腕、赤川克紀投手(18=宮崎商)が10日、埼玉・戸田で新人合同自主トレを行い、巨人1位の大田との対戦を熱望した。

 「大田くんと対戦したいです。凄い人だなと思うし、新聞とかで松井秀選手より凄いと言われていて怖いと思った」。昨年6月1日の練習試合では推定140メートルの中越え満塁弾を被弾した。昨夏出場した甲子園では大田が神奈川大会決勝で敗れたため再戦は実現しなかったが、プロの舞台で“リベンジ”を狙う。

 ドラフト1位同士のルーキー対決。高田監督は後押しするかのように春季キャンプについて「力があるのは間違いない。できたら上の方でと思っています」と1軍帯同を予告。ともに結果を残せば、早ければ3月17日(岐阜)もしくは同24日(神宮)のオープン戦で対決が実現する可能性がある。監督、コーチ陣が見守る中でトレーニングをこなした赤川は「ちょっと緊張しました」と照れ笑いしつつも「大田くんに負けないように頑張りたい」。1メートル87、91キロの巨体に夢を詰め込んだ。

 ≪塚本も1軍キャンプ帯同≫高田監督が育成ドラフト2位・塚本(四国九州IL・香川)の1軍キャンプ帯同を示唆した。新人7選手のうち大学、社会人を経た3選手を1軍に帯同させる方針を打ち出した上で「育成枠も関係ない。塚本もファームでじっくりとは考えていない」と話した。右下手投げの塚本は「キャンプが勝負だと思っている。年齢(26歳)もあるし、シーズンが進んでから1軍に上がることは考えにくい」と猛アピールを誓っていた。

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2009年1月11日のニュース