高橋尚 ハードメニューで40歳まで現役目標

[ 2009年1月11日 06:00 ]

キャッチボールを行う高橋尚成

 巨人・高橋尚成投手(33)が10日、内海、金刃らとともにグアムで約6時間の自主トレを行った。昨年以上のハードメニューで“40歳まで現役”を目標に掲げた。

 昨季は自身初の開幕投手を務めたが、8勝止まり。復活を期す今季は、自主トレから目の色が違った。昨年より4日早い5日にグアム入り。個人トレーナーの作成するメニューには宿舎横の砂浜でランニングやビーチバレーも加わって量も増えた。「メニューは年々きつくなっている。オレはあと10年もないから、悔いの残らないようにと思っている」と話した4月に34歳になる左腕は「(年齢は)考えないようにしている。工藤さんも気持ちは若いし野球にどん欲。オレも1年でも長くユニホームを着たい。40歳くらいまではやりたい」と目標を語った。

 若手とのトレーニングには「刺激だらけ。負けないくらいの気持ちでやっている」。厳しい練習の合間には内海らと冗談を言いながら笑いも忘れない。40歳現役投手へ勝負の年。高橋尚は今季、本気で背番号と同じ21勝を狙っている。

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2009年1月11日のニュース