渡辺監督 桐生市民栄誉賞受賞へ

[ 2009年1月11日 06:00 ]

 西武の渡辺久信監督(43)が故郷である群馬・桐生市の「桐生市民栄誉賞」を受賞することが10日、分かった。昨季、就任1年目でチームを4年ぶり日本一に導くなど4冠を達成した手腕が高く評価された。桐生市役所総務課は「渡辺監督は現桐生市である新里村出身の市民として、就任1年目で西武ライオンズを日本一に導きました。その功績は市民の誇りだと評価させていただきました」と受賞理由を説明。今月25日に桐生市役所で表彰式が行われる。

 渡辺監督は群馬・新里村(現桐生市)出身。81年には前橋工で1年生ながら夏の甲子園に出場。西武入団後もチームの黄金時代を支えるなど、故郷の知名度アップに貢献してきた。桐生市民栄誉賞は99年夏、桐生一が甲子園優勝の際に制定されたが、プロ野球界での受賞は今回が初となる。

 渡辺監督は日頃から「オレは群馬が大好き。1年目の昨年は地元からの応援をひしひしと感じていた」と地元愛を強調しているだけに感慨深げ。故郷から最高のバックアップを受けて、連覇へ挑む。

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2009年1月11日のニュース