原監督超多忙!キャンプ中は“二足のわらじ”

[ 2008年12月23日 06:00 ]

巨人V旅行から帰国した原辰徳監督

 来年3月の第2回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表監督を務める巨人・原辰徳監督(50)が22日、優勝旅行先のハワイから帰国。来年2月のキャンプ期間で巨人と代表チームの監督という“二足のわらじ”を履くことを明言した。

 巨人キャンプと日本代表候補合宿は同じ宮崎で行われ、侍ジャパンの合宿スタートは2月15日。原監督は「巨人と日本代表で切り替える」と話していただけに、その時点でチームを離れると予想されていたが「WBCの練習後、巨人のキャンプに行く。日本代表のユニホームを着たまま、自分の労力が許す限りね。着替える時間も惜しい」とプランを明かした。

 チームはここまで大きな補強はなく、リーグ3連覇は現有戦力の底上げが最低条件。原監督は来季高卒2年目を迎える中井や、ドラフト1位の大田(東海大相模)ら若手を中心に視察する予定だ。「若手にとって(日本代表候補選手が近くで練習すれば)いい勉強の場になる」と原監督。世界一と日本一のため、その身を酷使することもいとわない。

 ≪原監督「岡ちゃん」との共闘誓う≫巨人の原監督は、帰国後「アディダス パフォーマンスセンター渋谷」の開店イベントに出席。「岡ちゃん」との共闘を誓った。巨人は06年から同社とパートナー契約を締結。イベントには同社製ユニホームを着るサッカー日本代表の岡田監督もビデオで登場し、「自然体でやれば(WBCで)必ずいい結果が出る。いいアイデアがあったら教えてください」などとエールを送られた。原監督は「競技は違うが、お互いに頑張りたい。こちらも(サッカーを)特別な思いで応援しています」と話した。

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2008年12月23日のニュース