松坂「羞恥心」パワーで来年はW世界一!

[ 2008年12月23日 06:00 ]

<茨城GG・サムライ>上地雄輔(左)とバッテリーを組んだ松坂大輔

 「羞恥心」パワーで来季はダブル世界一だ。レッドソックスの松坂が22日、横浜高OBや友人らで構成される横浜サムライの一員として、越谷球場で行われた茨城ゴールデンゴールズとの慈善試合にフル出場。大雨の中、打っては4打数4安打、投げても1回を無失点に抑え「来年はWBC、シーズンと2回世界一になれるよう頑張りたい」と高らかに宣言した。

 初回、横浜高の先輩で今年大ブレークした人気ユニット「羞恥心」の上地雄輔から「本塁打を打ってこい」とゲキを飛ばされると、右翼席へ3ランを放つ。マウンドに上がった5回には上地とバッテリーを組み、中学時代にシニアリーグで対戦経験がある同じく「羞恥心」の野久保直樹と対決。見事に中前打されたが、投球前には「アメリカで練習していた」という右手人さし指で頭上に円を描く“羞恥心ポーズ”を披露し、盛り上げた。
 試合後には、今年自身のブログが世界一に認定された上地から「今年は僕が世界一になったので、来年はまた(松坂に)返します」とエールを送られた松坂。絶好調「羞恥心」の後押しを受け、来季のさらなる飛躍を誓っていた。

 ≪欽ちゃん“代打・オレ”も凡退≫欽ちゃんはずぶ濡れになりながらも8000人の観衆に対しマイクパフォーマンスを続けた。1点リードの5回無死一、二塁では“代打・オレ”で松坂と対戦。前回の投ゴロ併殺打に続き、今回も二ゴロ、“泣きの1回”も遊ゴロに倒れた。それでも松坂に再戦を約束され「うれしいよ。ウチが勝つとレッドソックスも優勝する。松坂君には縁起がいい」とご機嫌。その一方で上地を茨城GGに勧誘するなど、しっかり補強?も見据えていた。

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2008年12月23日のニュース