日本の相手は米国!キューバ圧勝で決勝へ

[ 2008年8月22日 21:56 ]

キューバのデスパイネに本塁打を打たれガックリする米国先発のストラスバーグ

 【北京五輪 野球】野球で3位決定戦に回った日本の対戦相手は、準決勝でキューバに2-10で敗れた米国に決まった。キューバは2大会連続4度目の金メダルを狙うキューバは、4本塁打で米国を圧倒、投げてはベラ 、ラソのリレーで米国打線を2点に抑えた。

 キューバが強さを見せつけた。1次リーグでは1点差で辛勝した米国に対し、この日は4本塁打を含む14安打10得点の猛攻で圧勝。正式競技になってから5大会すべて決勝進出だ。パチェコ監督は「とてもいい試合だった。こんな大きな勝利になるとは思わなかった」と満足そうな笑みを浮かべた。決勝は1次リーグで4―7と敗れた韓国が相手だ。パチェコ監督は「韓国は投手がいいという印象が残っている。われわれが勝つチャンスはある。ベストを尽くす」と必勝を誓った。

 <米国 2大会ぶりの金ならず>米国は8回、2本の3ランを浴びて突き放された。シドニー大会以来の金メダルはならず、選手はショックを隠しきれなかった。

 23日は銅メダルを懸けて日本と戦う。1次リーグの対戦ではタイブレークの末に勝利している。ジョンソン監督は「1次リーグでは得点するまでに時間がかかったので、もう少し攻撃的な試合をしたい。ベストを尽くしてメダルを取りにいく」と意欲をみせた。(共同)

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2008年8月22日のニュース