松井秀プレー続行か手術か、GMが決断へ

[ 2008年6月30日 15:03 ]

 シーズン中の手術か、故障を抱えてのプレー続行か。ヤンキースのブライアン・キャッシュマン・ゼネラルマネジャー(GM)は、左ひざ痛の松井秀喜外野手の処遇について近く決断を下すことになる。

 左ひざに痛みの出た17日以降、磁気共鳴画像装置(MRI)などの検査は受けていない。だが、松井秀はひざの状態をほぼ把握しているという。
 右ひざの手術を受けた昨秋、左ひざについてもMRI検査を受けており、結果は決して良くなかった。「右は急に悪くなった。むしろこれまで左の方が悪かったわけですから」と説明する。
 巨人時代の1998年に左ひざを痛めてから、注射などの治療やひざ周りの筋肉強化で乗り切ってきたが、本格的な治療が必要な時期が来た。
 問題は今季をどう過ごすか。「試合には出ようと思えば出られる」と松井秀は断言する。「あとはチームがどういう判断を下すかです」
 起用が指名打者に限られ、走塁にも難のある故障者を治療に専念させるか。それともア・リーグの打率トップを争う年俸1300万ドル(約13億7800万円)の中軸打者を可能な限り使い続けるか。GMの判断を待つしかない。(共同)

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2008年6月30日のニュース