世界遺産落書きの野球部監督解任

[ 2008年6月30日 11:23 ]

茨城の強豪野球部監督、妻と世界遺産に落書き?

ハートマークに相合い傘 世界遺産は落書きだらけ

 常磐大高校(水戸市)の野球部監督(30)がイタリア・フィレンツェの世界遺産地区にある「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」に自分と妻の名前を落書きした問題で、同校は30日、監督を29日付で解任したと発表した。高校職員としての処分も検討しているという。
 同校によると、本人は「深く考えずに書いた」と事実を認め、深く反省しているという。2005年12月に結婚し、06年1月2日から旅行でイタリアを訪れ、5日に落書きした。大聖堂近くで、名前を書くと幸せになるという話を聞き、ペンを購入したという。
 野球部は昨年の全国高校野球選手権大会の県大会で準優勝した強豪。監督は01年4月から務めていた。浅岡広一校長は「心ない行為。大変申し訳なく思っている」と述べた。
 落書きの写真がインターネットの野球部の応援掲示板などに掲載され、茨城県高校野球連盟に指摘があり発覚した。

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2008年6月30日のニュース