古葉監督が大学野球初陣を白星発進

[ 2008年4月3日 06:00 ]

 【東京国際大5―0共栄大】東京新大学春季リーグが2日開幕し、東京国際大は共栄大に5―0で快勝。今季から指揮を執る古葉竹識監督(71)はデビュー戦を白星で飾り「緊張した。プロでは(優勝ラインの)70勝を目指すが、大学は2勝先取。最初に勝てて良かった」と笑顔を見せた。

 守り勝つ“古葉野球”を存分に発揮した。6回1死二塁では三ゴロを内田が判断よく二塁へ送球し、飛び出した走者を挟殺プレーで仕留めてピンチ脱出。8回、無死一塁でも盗塁を読んだ捕手の神田が高めに外して、阻止した。9回、2死満塁のピンチでは指揮官自らマウンドに歩み寄り「腕が縮まってるぞ。点差があるから思い切りいけ」とエースの小島にゲキ。小島は「気持ちが楽になった」と後続を打ち取った。広島を3度日本一に導いた名将が新天地で好スタートを切った。

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2008年4月3日のニュース