黒田 あわやの中継ぎデビューは回避

[ 2008年4月3日 18:39 ]

 あやうくデビューが“予定外”の中継ぎ登板になるところだった。

 ドジャースはジャイアンツ戦の9回、初先発を2日後に控えた黒田をブルペンでスタンバイさせた。チームはそのまま敗れて登板はなかったが、トーリ監督は「同点になっていたら黒田を投げさせた」と説明した。
 ドジャースは雨の影響で投手起用にもたついた。予報でノーゲームになる可能性があったため、試合直前に先発投手をビリンズリから郭泓志に変更。しかし、打線が4回に1点を先行すると、指揮官はビリンズリを投入。中断後には先発要員のロアイザを起用し、黒田にまで投球練習させた。
 黒田は「いけと言われればいくだけ。チームが勝つためには仕方がない」。4日のパドレス戦に初先発する方針は変わらないが、思わぬハプニングに「自分のルーティンだけ気にしていたらやっていけない」と複雑な表情だった。(共同)

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2008年4月3日のニュース