イチロー ノーヒット開幕でも余裕十分

[ 2008年4月2日 06:00 ]

開幕戦を前に、ゴールドグラブ賞、シルバースラッガー賞の表彰を受け、歓声に応えるマリナーズのイチロー

 8年連続200安打の大リーグ記録に挑むマリナーズのイチローは、レンジャーズとの開幕戦に1番・中堅で出場。3打数無安打に終わり、03年以来、2度目の“ノーヒット開幕”となった。

 6回先頭の第3打席は先発ミルウッドの外角低めのツーシームをとらえると、強い打球は遊撃手のグラブをはじいてレフトへ。だが、スコアボードには「E」の判定。「“Hがつけ”と思っちゃった自分はまだ小さいなと思いました。“エラーになれ!”っていうぐらいの自分に早く持っていきたい。そこは僕の目指す究極体ですね」と最後は余裕の表情を見せた。
 7回の福盛との対戦は1死二、三塁になり敬遠されたが「最初としてはちょっとタフなシチュエーションだなと思いましたけど」と気遣ったイチロー。チームは開幕戦勝利を飾り「(新加入の)ビダードがよく粘ってくれた」と喜んだ。

続きを表示

2008年4月2日のニュース