東京国際大・古葉新監督が初采配

[ 2008年4月2日 18:50 ]

 プロ野球の広島や大洋(現横浜)で監督を務めた東京国際大の古葉竹識新監督(71)が、2日に開幕した東京新大学春季リーグの共栄大戦で公式戦初采配を振るった。5―0の白星に「緊張した」とおどけながら、笑顔で選手をねぎらった。

 古葉監督は腕組みしてベンチの隅で戦況を見守り、犠打にエンドラン、盗塁で好機を広げた。選手には特に盗塁の重要性を説き「走れたらどんどん走れ。そのために相手をよく観察しなさいと言っている」と明かした。
 “古葉野球”について、神田貴史主将は「難しい野球をやらされるかと思っていたが、本当に基本的で自分たちに合った采配をしてくれる」と選手の気持ちを代弁。「注目されて重圧もあるが楽しみ」と話した。
 東京国際大は昨秋3位。古葉監督を迎え、今季はリーグ戦初優勝とともに、6月の全日本大学選手権初出場を目指している。

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2008年4月2日のニュース