東洋大姫路 5年ぶり4強進出

[ 2008年4月2日 11:05 ]

<東洋大姫路―智弁和歌山>3回裏東洋大姫路2死一、二塁、佐藤が左前に先制打を放つ

 第80回選抜高校野球大会第12日は2日、甲子園球場で準々決勝を行い、第1試合は東洋大姫路(兵庫)が智弁和歌山(和歌山)を2-0で下し、5年ぶりの4強進出を決めた。

 東洋大姫路は3回、4番・佐藤の左前適時打で1点を先制。8回にはスクイズで1点を加え、投げてはエース佐藤が9奪三振、6安打に抑えて2試合連続完封と好投した。

 ≪三塁踏ませず完封≫東洋大姫路はエースで4番の佐藤が投打に期待通りの活躍を見せ、5年ぶりのベスト4進出を決めた。
 3回2死一、二塁から左翼線に適時打。自らのバットで貴重な先制点を挙げると、投球もさえ渡った。1回と7回以外は走者を出しながら、味方の堅守にも支えられ、三塁を踏ませずに完封した。
 堀口監督は「何本か遅い球を狙われたが、辛抱強く投げ続けたのが完封につながった。野手も集中して守れている」と佐藤を軸にした守備をたたえた。

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2008年4月2日のニュース