黒田3回6失点 松井稼は出場せず

[ 2008年3月14日 09:14 ]

アストロズ戦に先発し、3回を6安打6失点のドジャース・黒田

 ドジャースの黒田博樹投手は13日、フロリダ州キシミーで行われたアストロズ戦に先発で3回を投げ、6点を失った。6安打2三振1四球で自責点は5。アストロズの松井稼頭央内野手は出場しなかった。試合はアストロズが7―6で勝った。

 ≪黒田、拙守でリズム崩す≫2回、4点を失い、なお1死二塁で、たまらずハニーカット投手コーチがマウンドへ行く。だが、黒田はさらに連打と失策で失点し、この回だけで5点。初めて中4日で臨んだオープン戦で、3回6安打6失点と崩れた。
 黒田は「球が高いのが一番(の原因)。バランスがおかしいときがあった」という。2回は走者を背負ってからリズムを崩した。主力が中国に遠征中で、控え選手が拙守の連続。四球を挟み連続長短打を許した。味方に足を引っ張られた格好だが、要所で踏ん張れなかったと反省し「シーズン中もあること。気持ちを切り替えられないといけない」。
 課題だったスライダーはコースに決まりだした。1回2死、強打者バークマンに内角に決めて見逃し三振。「あれは良かった。徐々に良くなっている」。決め球のフォークボールも、2回に4番のリーを空振り三振に仕留めた。
 次回登板は18日。5回、75―80球をめどにするという。黒田は「いい球もあった。前向きに考えたい」と話した。(共同)

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2008年3月14日のニュース