ブラゼル弾丸2号!獅子が虎狩り

[ 2008年3月9日 06:00 ]

阪神を破りハイタッチをかわす西武ナイン

 【西武7―4阪神】西武の3番・DHで出場したブラゼルがパワーを見せつけた。6回の第3打席でカウント2―0と追い込まれてから、杉山の高め直球をライナーで右翼席に突き刺す同点ソロ。これでオープン戦は出場3試合で10打数4安打、2本塁打5打点と絶好調。本人は「追い込まれていたのでコンパクトに打つことを心がけた。1日1日が勉強。早く日本のスタイルに慣れたい。打順もこだわりはない」と謙虚だが、渡辺監督は「やっぱり力があるね」と4番候補の順調な仕上がりに満足そうだった。

 ≪岸がチョッと心配だ≫開幕ローテーション候補の岸が先発で3回を6安打3四球2失点。初回、3回とも2死走者なしから崩れて失点するなどピリッとせず、予定の80~100球より早い67球で交代を告げられた。降板後にブルペンで約80球の投球を行った2年目右腕は「別に悪くはなかったんですけどね…」と言葉少な。渡辺監督は「バランスが悪かったから代えた。ちょっと心配だな」と話した。

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2008年3月9日のニュース