川上4回無失点、平田もアピール

[ 2008年3月9日 16:49 ]

7回、中日無死二塁、平田が左前に適時打を放つ

 【中2―0楽】中日は川上が4回を投げて1安打無失点とほぼ完ぺきな投球。内外角への制球がさえた。開幕先発出場を目指す平田が適時打を含む2安打を放った。楽天は朝井が6回を4安打1失点の内容で、先発枠入りに向け前進した。

 ≪シーズンさながらの気合≫中日の川上はシーズン中さながらの気合の入った投球だった。「躍動感や気持ちを意識した」と話した。4回を投げ1安打を許しただけ。2回で3点を失った前回登板の西武戦(4日)とは見違える内容だった。
 4回にはキャンプで磨いたフォークボールで三振を二つ奪った。開幕に向け「残り2試合(の登板)だと思うが、不安材料を残さないようにしたい」と口元を引き締めた。

 ≪平田「1本出て気楽に」≫中堅の定位置を目指す中日の平田が、7回に無死二塁で左前適時打を放った。5回に詰まった打球が右前に落ちて5試合ぶりの安打となり「1本出て気楽に打てた」と話した。
 キャンプ地の沖縄では練習試合、オープン戦と絶好調だったが、名古屋に戻ってから安打がなかった。落合監督や立浪から再三打撃のアドバイスを受けたという。「久しぶりのヒットだったんで良かった」と胸をなでおろしていた。

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2008年3月9日のニュース