DSトークで黒田 米メディアに好印象

[ 2008年2月3日 06:00 ]

地元報道陣に話す黒田

 ドジャースの黒田博樹投手(32)が1日(日本時間2日)、本拠地ドジャースタジアムでの自主トレを初公開。地元メディアの囲み取材にも初めて応じたが、まじめで飾らない人柄で早くも報道陣の心をつかんだ。

 第一印象で“サムライ”の男気は伝わった。「期待に応えられるように自分のできることに集中したい」と言葉をかみしめるようにコメント。その一方で、守護神・斎藤がチームに溶け込んだ“カラオケ外交”に「みんなでワイワイするのは好き」と興味を示し、英語をニンテンドーDSの「えいご漬け」で勉強することを明かすなど、おちゃめな一面も披露した。米国人が喜ぶリップサービスもパフォーマンスもないが、笑顔を交えての実直な受け答えに好感度は急上昇。ロサンゼルス・タイムズ紙のヘルナンデス記者も「ちゃんと仕事ができる人と感じた」とほれ込んだ様子だ。
 この日はキャッチボールなど約1時間で切り上げたが、調整も順調。キャンプ地のベロビーチに移動する12日ごろまでにブルペンに入る予定で、次は本職の投球でチームメートの心をわしづかみにする。

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2008年2月3日のニュース