石井一 神宮で古巣と対戦したい

[ 2008年2月3日 06:00 ]

シャドーピッチングを終えて笑顔の石井一

 西武の石井一久投手(34)が3月9日の古巣ヤクルトとのオープン戦(神宮)登板を熱望した。神宮球場は現在両翼を101メートルまで拡大し、外野フェンスも1メートル高くなるなど改修工事の真っ最中で、西武戦がこけら落とし。プロ通算12年を過ごした神宮で古巣相手に登板となれば盛り上がるのは間違いない。

 石井一はこの日、雨ということもあり室内でキャッチボールやダッシュなど軽めの練習。「ヤクルト相手に1度も投げたことがないので、投げてみたいですね。神宮も広くなるし、楽しみです」と心待ちの様子だ。前夜は元同僚の青木や宮出と携帯のテレビ電話で近況を報告し合い、リラックス。「青木とはぜひ対戦したい」と力を込めた。
 渡辺監督も「カズくらい実績のある投手ならオープン戦は希望を聞いてから投げさせる。ヤクルト戦?投げてほしいね」と乗り気だ。3日に注目の初ブルペンに入る予定で、今後は紅白戦には登板せず、オープン戦3試合程度に登板して仕上げに入る。「開幕も(3月20日と)早いし、早めにつくらないと」と石井一。古巣斬りで勢いに乗り、プロ17年目のシーズンに臨む。

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2008年2月3日のニュース