米女子バスケが五輪通算50連勝 ナイジェリアを9点差で退ける 30日に日本と対戦

[ 2021年7月27日 15:31 ]

東京五輪第5日 女子バスケットボール予選リーグ ( 2021年7月27日    さいたまスーパーアリーナ )

ゴール下でシュートに持ち込む米国のウィルソン(AP)
Photo By AP

 女子バスケットボールで予選リーグで日本と同じB組に入っている世界ランク1位の米国は、81―72(前半44―32)で同17位のナイジェリアを下して白星発進。米男子代表は25日のフランス戦に敗れて五輪での連勝が25で止まったが、大会7連覇を狙う女子は1992年のバルセロナ大会の3位決定戦で勝って以来、五輪の予選リーグと決勝トーナメントなどを併せて通算50連勝を飾った。

 米国は開始早々で1―8とナイジェリアに押され気味で、第1Qは17―20。第2Qで27―12として流れを変えたものの、ターンオーバーは25回を数え、3点シュートの成功率も25・0%(20本中5本)と精度はいまひとつで、リバウンド総数では61―41と圧倒したものの、粗さの目立つ初戦となった。

 2020年にWNBAのMVPとなった193センチのエイジャ・ウィルソン(24)がチーム最多の19得点と13リバウンド、203センチのブリトニー・グライナー(30)も13得点と10リバウンドをマーク。ベテランのダイアナ・トーラジ(39)は10得点、トーラジと同じ5度目の五輪で今大会では開会式の旗手を務めたスー・バード(40)は28分出場したが無得点だった。

 ナイジェリアは最大22点差をつけられながら第4Qの6分すぎに8点差まで詰め寄ったが善戦もここまで。3点シュートの成功は28本中6本に終わった。

続きを表示

この記事のフォト

2021年7月27日のニュース