五輪開会宣言中の着席問題 IOCバッハ会長のせい? 起立アナウンスできず

[ 2021年7月27日 13:07 ]

国立競技場と五輪マーク
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 東京五輪開会式の天皇陛下が起立して開会を宣言された際、菅義偉首相と東京都の小池百合子知事が着席したままで、途中で慌てて起立した件について、大会組織委員会の高谷正哲スポークスパーソンは27日、起立を促すタイミングを逸したと説明した。当初は開会宣言の事前に関係者に起立をナレーションが場内に流れる予定だったが、宣言前に予定時間をはるかにオーバーする長いスピーチを行った国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が、スピーチからそのまま宣言へ至る流れをつくってしまったため、ナレーションを流せなくなってしまったという。

 開会宣言中の着席問題については、加藤勝信官房長官が26日の会見で「開会式の進行に関することであり、運営主体である大会組織委員会にお尋ねいただきたい」と述べていた。

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2021年7月27日のニュース