成田緑夢が1位突破 決勝へ闘志「挑戦者の気持ちで滑る」

[ 2018年2月18日 05:30 ]

 障がい者スノーボードの全国選手権第1日は17日、長野・白馬乗鞍温泉スキー場でスノーボード・クロスの予選を行い、下肢障がいで平昌パラリンピック代表の成田緑夢(近畿医療専門学校)が1位で18日の決勝に進出。同代表で大腿障がいの小栗大地(三進化学工業)も決勝に進んだ。招待枠で平昌大会に出場が決まったパラ陸上走り幅跳びの第一人者、山本篤(新日本住設)は体調不良のため欠場した。

 6日に行われたW杯最終戦で、スノーボードクロスを制して勢いに乗る成田は「雪が降って苦手なコースだった。まだ攻略できていないので(決勝は)挑戦者の気持ちで滑りたい」と意気込みを語った。13年4月の練習中の事故で、左足の膝から下に麻痺(まひ)が残る中でつかみ取った平昌まで残りわずか。「インフルエンザの予防接種で体調を崩したが、合宿でコンディションを上げていきたい」と先を見据えていた。

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