錦織　逆転で４強！初顔アルボットに地力の差見せた

ＮＹオープン準決勝進出を決めた錦織圭
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　男子テニスのニューヨーク・オープンは１６日にシングルス準々決勝が行われ、世界ランキング２７位の第５シード、錦織圭（日清食品）は世界９１位のラドゥ・アルボット（モルドバ）に４―６、６―３、６―１で逆転勝ちし、ベスト４進出を決めた。１７日の準決勝では世界１１位の第１シード、ケビン・アンダーソン（南アフリカ）と対戦する。

　錦織が初対戦のアルボットに苦しみながら、４強に進出した。身長１メートル７５と自身より小柄なアルボットについて「ストロークがしつこくて、ミスも少ない」と警戒していたように序盤から長いラリーが続いたが、最後は地力の違いで押し切った。１月の復帰戦に選んだ下部大会と違い、ツアー大会には簡単な相手はいない。勝利を重ねながら、一歩ずつ完全復調へ近づいている。