宇野 羽生の演技を見て「それ以上の演技をしなければ上に立てないと思った」

[ 2018年2月18日 05:30 ]

平昌冬季五輪 フィギュアスケート男子フリー ( 2018年2月17日    江陵アイスアリーナ )

記念撮影を終え、宇野(左)の頭をなでる羽生(撮影・椎名 航)
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 【宇野に聞く】 ――朝の練習はスケーティングをたくさんしていた。

 「単純に体が動かなかったです。SPの疲れと朝が早いとで、すぐジャンプをしてもどうせ跳べない、とりあえず滑っておこうという感じでした」

 ――最終滑走は?

 「嫌でした」

 ――羽生選手に勝ちたい気持ちは強かったか?

 「あれだけの演技を見た後に、それ以上の完璧な演技をしなければ上に立てないと思って挑みました」

 ――羽生選手が喜ぶ姿を見ても五輪は特別だと思わなかったか?

 「羽生選手にとって特別な場所なんだなと感じましたが、僕は五輪だけを目指していなかったので、最後まで一つの試合でした」

 ――自分に負けなかったか?

 「今日のコンディションではいい演技でした。羽生選手を見て、ジャンプをただ跳ぶのではなく、加点が付くジャンプが足りないと思いました」

 ――現時点で22年北京五輪を考えているか。

 「先のことはあまり考えていません。何が起こるか分からないので」

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