大砂嵐が車で事故 現役力士は運転禁止なのに…無免許運転の疑いも

[ 2018年1月21日 22:00 ]

大相撲初場所8日目の取り組みで敗れ、引き揚げる十両・大砂嵐関
Photo By 共同

 大相撲の十両でエジプト出身の大砂嵐関(25)=本名アブデルラフマン・シャーラン=が1月初め、長野県内で車を運転中に追突事故を起こしていたことが21日、捜査関係者への取材で分かった。当時、無免許運転だった疑いがあり、県警が道交法違反の疑いで捜査している。

 大相撲界は国民的関心事となった元横綱日馬富士関による暴行問題や、立行司のセクハラ行為からの信頼回復を図っている途中だが、初場所開催中に発覚した新たな不祥事でダメージは必至だ。

 日本相撲協会は1985年に幕内だった水戸泉(現錦戸親方)が起こした事故をきっかけに、内規で現役力士による車の運転を禁じている。

 大砂嵐関は大嶽部屋所属。アフリカ大陸からの初の力士で、2012年の春場所で初土俵を踏み、13年の九州場所で新入幕を果たした。

 現在の番付は十両8枚目。14日初日の初場所にも出場し、8日目まで1勝7敗の成績だった。

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2018年1月21日のニュース