ザギトワ 欧州選手権初Vも「もっと先に行かないといけない」2位メドベは「出られたことが重要」

[ 2018年1月21日 16:24 ]

欧州選手権で優勝したザギトワ(中)2位のメドベージェワ(左)3位のコストナー
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 フィギュアスケート欧州選手権は20日、ロシアのモスクワで女子フリーを行い、ショートプログラム(SP)で首位に立った15歳のアリーナ・ザギトワ(ロシア)が初優勝した。フリーで自己ベストの157・97点をマーク、合計238・24点は自己ベストを15点近くする更新し、キム・ヨナ(韓国)を抜いて歴代2位となった。

 ザギトワは今季シニアデビューしてから負け知らず。今大会では初対決となった母国の同門の先輩で世界女王のエフゲニア・メドベージェワ(18=ロシア)を上回る成績をマーク。出場が確実な平昌五輪に弾みをつけた。

 右足の故障から復帰戦でSP2位のメドベージェワはフリーで154・29点、合計で232・86点をマークしたものの2位となった。メドベージェワが個人戦で優勝を逃したのは15年11月のロステレコム杯以来2年ぶり。

 30歳ながらSPで自己ベストをマークしたカロリーナ・コストナー(イタリア)が合計204・25点で3位に入った。

 ▼アリーナ・ザギトワの話 勝てるとは予想もしていなかった。勝てたことはうれしいが、もっと先に行かないといけない。欧州選手権よりも大きな大会での勝利を目指さないといけない。

 ▼エフゲニア・メドベージェワの話 私には大会に出られたことが重要で、2カ月のブランク後の結果としては悪くない。多くはないが、五輪までまだ時間がある。全力を尽くす。

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