ロンドン金のウィーバーが性的虐待被害「人生で最もきつかった」

[ 2018年1月21日 05:30 ]

 米国体操協会の元チームドクターによる性的虐待問題で19日、12年ロンドン五輪の女子団体総合金メダリストのジョーディン・ウィーバーが被害を受けていたと法廷で語った。既に被害を告白している12年ロンドン、16年リオデジャネイロの金メダリスト、アレクサンドラ・レイズマンも証言した。

 ウィーバーは「人生で一番きつかったことは五輪のための練習だと思っていたが、被害を受けたことが最もきつかった」と涙ながらに訴えた。レイズマンは「スポーツ界で最悪の性的虐待を犯した人間がここにいる」などと強い口調で語った。元チームドクターは既に児童ポルノを所持した罪で禁錮60年の判決を受け、複数の少女への暴行についても罪を認めている。

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2018年1月21日のニュース