落胆の母国モンゴル、元旭鷲山は沈痛「相撲取ってほしかった」

[ 2017年11月30日 05:30 ]

日馬富士引退

ウランバートルで取材に応じる元小結旭鷲山のダバー・バトバヤル氏
Photo By 共同

 日馬富士と貴ノ岩の母国モンゴルでは衝撃と落胆が広がった。元小結・旭鷲山のダバー・バトバヤル氏は首都ウランバートルで取材に応じ「自ら退く判断をしたのは男らしい」としつつも「残念。相撲を取ってほしかった」と沈痛な様子で話した。

 日馬富士が10代だったころに才能を見いだし日本に送り出しており「まだ若い。最低あと5回は優勝できるはずだった」と無念さをにじませた。日馬富士の今後については「日本国籍を取得し、日本相撲協会に残って親方として弟子を育ててほしい」と訴えたが、日馬富士は現時点で日本国籍がないため、親方になるのは不可能な状況だ。

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2017年11月30日のニュース