ファンには「心からおわび」「感謝、感謝、感謝申し上げたい」

[ 2017年11月30日 05:30 ]

日馬富士引退

会見に臨んだ日馬富士
Photo By スポニチ

 【日馬富士に聞く】

 ――警察捜査中の引退。なぜこの時期に。

 「場所中だったので、場所を頑張っている力士たちに最後まで頑張ってほしいと思って、遅くなりました」

 ――ファンに対しては。

 「心からおわび申し上げ、心から感謝、感謝、感謝を申し上げたいです」

 ――相撲界には。

 「私は相撲を愛してます。大好きです。相撲道は、ただ強いだけではなく、人として、相撲を通じて、国民のみなさまに感動と勇気、社会にできることを一生懸命やっていこうと親方、おかみさんに学びながら、相撲を通じてみんなに希望を与えたいと、自分のできることをやってきました」

 ――思い出の一番。

 「序ノ口で優勝したことが、初心を忘れないと、いつも思い出の中にあって、いつも忘れずに今まで頑張ってきました」

 ――今回のことがなければ、引退後も協会に残っていく気持ちはあったか。

 「相撲があっての私。相撲道に恩返ししていきたい気持ちはありました」

 ――2日目まで土俵に上がっていた。どんな気持ちで。

 「普通に相撲に集中して頑張っていました。新聞に出ることも分からなかったので。こんな事が大きくなっているとは知りませんでした」

 ――周囲ではそういう(手を出すような)指導はあったのか。

 「ないです。相撲は土俵、稽古場で教えていく」

 ――白鵬の優勝インタビューでの発言(「土俵に戻してあげたい」)については、どう感じたか。

 「その気持ちはうれしかったです」

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2017年11月30日のニュース