羽生欠場の日本勢そろって自己新も…友野6位、佐藤10位 NHK杯男子SP

[ 2017年11月10日 20:30 ]

フィギュアスケートGPシリーズNHK杯男子SP ( 2017年11月10日    大阪市中央体育館 )

会心の演技に拳を握る友野一希(撮影・長久保 豊)
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 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦、NHK杯は10日、男子シングルのショートプログラム(SP)が行われた。9日の公式練習中に右足関節外側靭帯(じんたい)を損傷した羽生結弦(22=ANA)の欠場がこの日、発表された中、日本勢はそろって自己ベストをマークしたが、友野一希(19=同大)が79.88点で6位、佐藤洸彬(21=岩手大)が75.95点で10位だった。90.06点のセルゲイ・ボロノフ(ロシア)がトップに立った。

 急性肺炎の村上に代わって急きょ出場が決まったGPシリーズ初出場の友野は、4回転サルコー、トリプルアクセル(3回転半)を決めるなど高い表現力で自己ベストを10点更新。

 同じく初出場の佐藤も連続ジャンプで後半の3回転トーループが2回転になったものの、自己ベストを16・01点更新する演技を披露した。

 2位にはアレクセイ・ビチェンコ(イスラエル)で85・52点、ジェイソン・ブラウン(米国)が85・36点で3位に付けている。

 ▽友野の話 80点に乗らなかったのは悔しかったが、シニアの大舞台でこれだけできたのはいい収穫になった。(羽生と)同じ大会で戦いたい気持ちはあったが、まずは自分のことに集中しようと思った。

 ▽佐藤の話 お客さんの熱に負けないように演技できた。自分に集中して、フリーではもっと頑張りたい

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