太田雄貴会長「攻めまくる!」 高円宮杯でフェンシングが変わる

[ 2017年11月10日 16:13 ]

会見で気合を入れる西藤、敷根、太田会長(左から)
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 フェンシングの高円宮杯ワールドカップ(11、12日、東京・駒沢体育館)を前に10日、会場で08年北京五輪男子フルーレ個人銀、12年ロンドン五輪団体銀の太田雄貴会長(31)らが会見した。

 8月に会長に就任した31歳は、大会成功のために奔走。「マイナー競技だからこんなもんでいいだろう、という壁をぶち破る。誰よりも足を使って、手を動かして、情熱的にやってきた」。今大会の目玉は準決勝、決勝のLEDによるクールな演出だ。詳細は明かさなかったが、「世界でも類を見ないこと。うまく光ってほしいね」と話した。

 他にも試合で敗退した選手や、女子フルーレの選手による観衆へのルール解説も予定している。「攻めに攻めて攻めまくる!ここからが20年東京五輪・パラリンピックに向けたスタート」と選手以上に気合十分だ。

 大会には今年の世界選手権の男子フルーレ個人銀メダルの西藤俊哉(20=法大)、銅メダルの敷根崇裕(19=同)らが出場。西藤が「フェンシングの楽しさを伝えられるよう全力で頑張りたい」と言えば、敷根も「世界選手権の次にメダルを取りたい大会」と闘志を高めていた。

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2017年11月10日のニュース