鶴竜、九州場所“出る”!入念10番 3カ月ぶり関取と稽古

[ 2017年10月7日 05:30 ]

関取との稽古を再開した鶴竜(右)。左は千代の国朝乃山
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 大相撲の秋巡業は6日、横浜市で行われ、3場所連続休場中の横綱・鶴竜(32=井筒部屋)が7月の名古屋場所の直前以来、約3カ月ぶりに関取との稽古を行った。

 平幕・千代の国を相手に10番取って8勝2敗。相手の攻めをしっかり受け止め、まわしを引いての寄り、突き押しなどの動きを確認した。剥離骨折していた右足甲は「違和感がない」と問題がない状態。師匠の井筒親方(元関脇・逆鉾)は次に出場する場所で進退が懸かると話しているが、鶴竜は九州場所(11月12日初日、福岡国際センター)に関して「今の感じだといい。そのために準備している」と出場を考えていることを明かした。

 秋場所で1人横綱の日馬富士が3日連続金星を配給した時には同じ横綱として「クソッという気持ち」になり「早く相撲を取りたい」との思いが強くなったという。今後については「毎日土俵に上がる」という。相撲が取れる喜びを感じながら、実りの秋巡業にする。

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2017年10月7日のニュース