内村「メダルの色を分けた着地」銅獲得も白井のミス見逃さず

[ 2017年10月7日 05:30 ]

体操世界選手権第4日 ( 2017年10月5日    カナダ・モントリオール )

白井(左)は銅メダルを内村の首に掛けて記念撮影
Photo By 共同

 予選で左足首を痛めて連覇が6で途切れた内村は、観客席から白井に声援を送った。試合後には日本協会を通じてコメント。キングの目は、白井のわずかな乱れを見逃さない。少し後ろへ弾んだ鉄棒の着地に触れ、「メダルの色を分けたのは最後の着地で、やっている本人も、見ている人も感じたんじゃないかなと思います。やはり着地は大事」とした。

 白井の良かった点については「全種目を通じてミスをしなかったこと」を挙げ、「今日の健三は元気が良すぎて着地を止めきれていなかった。ルールが変わっても、大切なのはやっぱり着地。着地の印象で流れをガラッと変えられることを伝えたい」とアドバイス。10年ぶりに自身が不在となった個人総合については、「いい演技だったのに点数が出ないな、とか感じるものがあるので、それは今後研究していきたい」としていた。

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2017年10月7日のニュース