バドミントン元世界王者・桃田賢斗 代表活動に終止符「第二章もよろしくお願いします」

[ 2024年5月3日 20:20 ]

桃田賢斗
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 バドミントンの元世界王者・桃田賢斗(29)が3日、自身のSNSを更新。2日の男子国別対抗戦トマス杯(中国)準々決勝で日本はインドネシアに1-3で敗れ、5番手で待機していた桃田は出番がないまま、代表活動に終止符を打った。一夜明け、心境を打ち明けた。

 「今回のトマス杯が日本代表として最後の試合でした」と最後の代表活動を報告。「最後の試合で最高の仲間たちと戦えたことたくさんのファンの方々に応援してもらえたこと、スタッフの方々に最高のサポートをしてもらえたこと、ずっと支えてきてくれた家族がいたからこんなにも幸せな代表引退をすることができました。ありがとう」と感謝の気持ちをつづった。

 桃田は20年1月に遠征先マレーシアでの交通事故で右目眼窩(がんか)底骨折など大ケガを負った。その影響は大きく、体力面、精神面とも限界を感じて決断。4月19日の代表引退会見では「世界一をまた目指そうというところにはいけない」と理由を語った。

 16年リオ五輪直前には違法賭博問題が発覚し謹慎処分。交通事故後の東京五輪は1次リーグ敗退に終わった。事故後は「正直しんどいことだらけだった」。パリ切符が絶望的となった今年2月に代表引退を決心した。

 最後には「桃田賢斗第二章もよろしくお願いします」と記し、ハッシュタグで「感謝」「初心を忘れずに」と添えた。

 世界中にファンを持つ桃田に「Happy retirement」「We love you」などのコメントが寄せられた。

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