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ジャンボ 70歳でエージシュート!国内ツアー2度目の快挙

男子ゴルフツアー ツアーワールド・カップ第2日 ( 2017年10月6日    愛知県豊田市 京和カントリー倶楽部=7190ヤード、パー71 )

エージシュートを達成し、旗を掲げる尾崎将司
Photo By スポニチ

 ジャンボ健在!70歳の尾崎将司(セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ)が3バーディー、2ボギーの70で回り、年齢以下のスコアで回るエージシュートを達成した。国内レギュラーツアーでは2013年のつるやオープン初日以来2度目で、尾崎将以外にエージシュートを記録した選手はいない。初日の不調が響いて、予選落ちしたが、レジェンドの貫禄を見せた。

 レギュラーツアー史上2度目の快挙はまたもやジャンボだった。最終18番。30センチのパーパットを難なく沈め、4年ぶりのエージシュート。ギャラリーからの拍手と大歓声に、ボールを持った右手を軽く上げて応えた。

 「男子プロ(の人気)が低迷している中で、話題を提供できたのはよかった。後半は全盛時をほうふつさせたね。楽勝で3バーディーくらい出せる内容。ティー(ショット)はここ4、5年で一番よかった」

 初日に75を叩くと、思い切ってロフトがある1Wにチェンジ。スイングも「真っすぐ立って大きな球を打とう」と意識を変えた。すると「最大の武器」というティーショットが若返った。初日との比較でフェアウエーキープ率が21%から50%に倍増。さらに後半はショットが切れまくってボギーなし。「アプローチが利かなくなったら、俺はもうゴルフができないよ」という得意の小技も、アプローチで寄せて1パットで沈める“寄せワン”を4度決めるなど、往年のゴルフを思い起こさせる内容だった。

 年相応に、体からは悲鳴が聞こえてくる。ラウンド中も「もう疲れた。バテた」と同組の伊沢、宮瀬にぼやいていた。ここ10年は座骨神経痛に悩まされ、右の背中には痛みもある。昨年末には「重大な局面に立たされている」と引退覚悟とも取れる悲壮な思いを口にしていた。それでもシニアツアーからの誘いを断り続け、レギュラーツアーで戦うことにこだわる。「70でナイスプレーと言われてもね」という言葉に、あくなき向上心とプライドがのぞいていた。

 「今日みたいなプレーをしたら、もっと試合に出たくなる。もう一つ上の話題を提供できるように頑張る。ビッグスコア?そう」

 永久シードの70歳は老体にムチ打って、若手と同じ土俵で、まだまだ火花を散らす。

 ▽エージシュート 1ラウンド(18ホール)のストロークプレーで自分の年齢以下の打数でホールアウトすること。国内男子レギュラーツアーでは、これが史上2度目。いずれも尾崎将司が達成。米ツアーではサム・スニードが67歳、アーノルド・パーマーが71歳の時にマークした例がある。日本シニアツアーでは81年に中村寅吉が65歳で65を出したほか、青木功が多数達成している。

 ▽ジャンボ初のエージシュート 13年4月25日のつるやオープン第1日(兵庫県川西市・山の原GC山の原C=6793ヤード、パー71)。66歳だった尾崎将は4連続を含む9バーディーのほか、17番ではイーグルも奪って62でホールアウト。14番と18番はボギーとしたが、9アンダーで首位にも立った。

[ 2017年10月7日 05:30 ]

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