バド日本代表帰国 奥原「プラン通り」 佐藤「ギア上げられた」

[ 2017年6月26日 08:02 ]

オーストラリア・オープン女子シングルスで優勝した奥原希望
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 バドミントンのスーパーシリーズ(SS)インドネシア・オープン女子シングルスで初のSS制覇を果たした佐藤冴香(ヨネックス)ら日本代表選手が26日、遠征先から羽田空港に帰国した。佐藤は「一戦一戦が苦しい戦いだったが、決勝では相手が疲れを見せているところでギアを上げられたのがよかった」と振り返った。続くオーストラリア・オープンでは初戦で敗れただけに「今回の優勝をまぐれと言われないようにSSでもう1回結果を残したい」と気を引き締めていた。

 同大会ではリオ五輪女子シングルス銅メダルの奥原希望(日本ユニシス)が昨年の全英オープン以来となる自身4度目のSS女子シングルス優勝を飾り「世界選手権前にけがからの復帰というプラン通りのシナリオになっている」と完全復活をアピールした。地元の長野県で発生した地震に気をもんだが「実家は大丈夫。祖母の家が(震源に)近かったが、木曽の友達とも大丈夫だった」と一安心。「日本女子シングルスのレベルを世界に示せた2大会だった」といい、次なる世界選手権へ視線を移した。

 ▼山口茜(再春館製薬所)の話 (オーストラリア・オープンの)決勝は集中力がもたなかった。世界選手権は初めてなので雰囲気や大会自体を楽しみたい。

 ▼高橋礼華(日本ユニシス)の話 しっかり気持ちの準備をしていきたいと思う。先を見すぎず、豪州オープンのように2人らしいプレー出せたらと思う。

 ▼松友美佐紀(日本ユニシス)の話 世界選手権はどの国もたぶんものすごいレベルアップしてくると思う。自分たちもさらにこの1カ月で進化して大会に臨みたい。

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