「前半抑え後半勝負」陸連指示 瀬古氏は意図と異なり不満げ

[ 2017年1月30日 09:02 ]

大阪国際女子マラソン ( 2017年1月29日    ヤンマースタジアム長居発着 )

 日本陸連は今大会から前半を抑え、後半勝負の「ネガティブスプリット」を誘発するべく、ペースメーカーにハーフ1時間12分0〜30秒の遅めの指示を出した。後半で世界と争える選手を育成するためだが、今回はペースメーカーが一定のタイムを刻めずハーフで予定より14秒上回った。

 瀬古マラソン強化戦略プロジェクトリーダーは「先頭についた上で(後半)勝てるレースをしないと外国人には逃げられる」と意図と異なりやや不満げだった。3月の名古屋ウィメンズも同じペース設定で行う。一方で日本陸連の尾県専務理事は「自分でレースを組み立て(陸連の)強化の思いを反映した」と重友を評価した。

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2017年1月30日のニュース