川崎堅首29勝 “外から”意識で 後半に勝負アリ

[ 2017年1月30日 05:30 ]

Bリーグ第18節最終日 ( 2017年1月29日 )

名古屋D―川崎 第3クオーター、シュートを放つ川崎・ファジーカス
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 中地区首位の川崎は西地区2位の名古屋Dを72―68で下して29勝5敗とした。名古屋Dは20勝14敗。川崎はファジーカスがゴール下で強さを発揮して27得点と活躍。藤井も正確なシュートで19点を挙げた。西地区首位の三河は85―77で東地区首位のA東京に勝って24勝8敗とした。連勝が7で止まったA東京は26勝6敗。東地区2位の栃木は82―78でSR渋谷を退けて25勝7敗、同3位の千葉は82―61で大阪を下して22勝12敗とした。

 川崎は前半を終えて28―29。ロースコアの試合展開を後半に一変させて、勝利を手繰り寄せた。名古屋Dは、ゴール下の軸となるバーレルを故障で欠いていた。川崎には身長2メートル10のファジーカスがいる。藤井は「インサイドはうちの方が有利。(前半は)そこを狙おうとしすぎていた」と言う。

 第3クオーター以降は、各選手が積極的に外角からシュートを放った。藤井や篠山が高確率で決めてリズムをつくり、第3、4クオーターで一気に計44点を奪った。10得点の篠山は「ニック(ファジーカス)と辻のコンビが最大のストロングポイントだけど、そこ以外が得点を伸ばせるかがポイント」と話した。

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2017年1月30日のニュース