ホッケー日本女子苦杯 防戦一方で完敗 強化試合最終戦

[ 2017年1月30日 05:30 ]

カルガリー・インフェルノに敗れ、スタンドにあいさつする大沢(右端)ら日本代表
Photo By 共同

 平昌冬季五輪の最終予選を控えたアイスホッケー女子の日本代表が29日、予選会場となる北海道苫小牧市の白鳥王子アイスアリーナで強化試合最終戦に臨み、カナダのトップリーグに所属するカルガリー・インフェルノに1―4で敗れた。日本は第1ピリオドに2失点。0―3の第3ピリオドに中村(西武)が得点したが、直後に4点目を奪われた。2月9日に始まる4チーム総当たりの最終予選で日本はオーストリア、フランス、ドイツと対戦する。

 日本は防戦一方で完敗した。カナダ代表を擁するトップレベルのプレーに圧倒され、プレッシャーに苦しんだ。パックを持ってもパスの出しどころがなく、攻守ともに後手に回り、ミスや反則を連発。第1ピリオドは2人少ない状況から先制を許した。「耐えながら守れるという自信をつけさせたい」という山中監督の思惑で行われた強化試合2戦は1勝1敗で収穫も課題も残った。

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2017年1月30日のニュース