優作「空回り」6位終戦 後半乱れた3ボギー「勝ちたかった」

[ 2017年1月30日 05:30 ]

男子ゴルフツアー レオパレス21ミャンマー・オープン最終日 ( 2017年1月29日    ミャンマー・ヤンゴン パンライン・ゴルフクラブ=7103ヤード、パー71 )

最終日、ホールアウトする宮里優作。通算9アンダーで6位
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 トップから出た宮里優作(36=フリー)は2バーディー、4ボギーの73で後退し通算9アンダー、275で矢野東(39=フリー)らとともに6位だった。小平智(27=Admiral)と星野陸也(20=フリー)が通算8アンダーで9位。トッド・シノット(24=オーストラリア)が通算14アンダー、270で優勝した。

 後半に失速し15年ダンロップ・フェニックス以来の日本ツアー4勝目を逃した宮里優は「いい経験といえばそうだが、勝ちたかった」と唇をかんだ。

 「前半は予定通り。オーバーパーにしなければいい」と思惑通りにパープレーで折り返した。2位に後退した後、11番パー5で第2打をグリーン奥のバンカーに運び50センチに寄せてバーディーとし再び単独首位に立った。

 しかし、その後はショットが乱れた。13、15、16番といずれもパーオンを逃し、2〜3メートルのパーパットを外してボギーを叩いた。「アグレッシブにいきたかったけど、ティーショットの精度が悪かった。少し空回りした」と悔やんだ。

 日本ツアーが開幕戦などを東南アジアで行うようになって5年目。過去7大会で日本勢の優勝は14年インドネシア・プロ選手権の松村道央だけ。環境、芝質の違いなどもあって苦戦が続く。

 アジアツアーを兼ねる大会は今季まだ2試合控える。日本ツアーの選手会長を務める宮里優は「(残り2試合は)日本開催なので地元の利を生かしたい」とプライドをにじませた。

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2017年1月30日のニュース