松山 ショットさえず24位後退も後半から復調 修正で逆転だ

[ 2017年1月30日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー ファーマーズ・インシュアランス・オープン第3日 ( 2017年1月28日    米カリフォルニア州ラホヤ トーリーパインズGC南コース=7698ヤード、パー72 )

第3ラウンド、11番でバンカーショットを放つ松山英樹。通算4アンダーで24位=トーリーパインズGC
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 21位で出た松山英樹(24=LEXUS)は4バーディー、3ボギーの71で回り、通算4アンダー、212の24位に後退した。石川遼(25=CASIO)は3バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの72で通算2アンダーの42位。ブラント・スネデカー(36)とパトリック・ロジャーズ(24=ともに米国)が通算9アンダー、207でトップに並んだ。

 松山はショットがいまひとつさえなかった。フェアウエーキープ率は57・14%、パーオン率は50%にとどまった。

 9番パー5では第3打がグリーンを大きく越え、第4打もピンを15メートルもオーバーさせてボギー。「あそこまでのオーバーはどうしようもない。(風の)ジャッジじゃなくて技術の問題」といら立ちを隠さなかった。それでも微妙な距離のパーパットを沈め、少ないチャンスを生かした。13番では15メートルの長いバーディーパットをねじ込んだ。最終18番ではバンカーからピンそばに寄せてバーディーで締めくくった。「よくしのげた。バーディー4つは良かった」と安どの表情も見せた。

 上位勢のスコアも伸びず首位と5打差で最終日を迎える。「(優勝争いは)望めるようなゴルフじゃない。でも終盤はいいショットがあった。少し修正できれば」と追い上げを期した。

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2017年1月30日のニュース