池田勇太 初五輪は通算3アンダーで終了 日本勢初のイーグルも

[ 2016年8月15日 05:30 ]

最終ラウンド、通算3アンダーでホールアウトした池田勇太

リオデジャネイロ五輪ゴルフ・男子最終日

(8月14日 五輪ゴルフコース)
 最終ラウンドがスタートし、池田勇太(30=日清食品)は1イーグル、3バーディー、3ボギーの69で回り、通算3アンダーで初めての五輪を終えた。片山晋呉(43=イーグルポイントGC)は7バーディー、2ボギーの66をマークし、通算8オーバーでホールアウト。第3ラウンドは池田が69で通算1アンダーの26位、片山は77で通算13オーバーの59位だった。65のジャスティン・ローズ(36=英国)が通算12アンダーで首位に浮上した。

 池田は2番で5メートルのフックラインを読みきってバーディーを先行させると、5番パー5は3打目でカラーから9メートルをねじ込んで右手を高々と掲げた。五輪では日本勢初のイーグルで勢いづくと、8番で5メートルを沈めるなど前半だけで4つ伸ばして折り返した。

 10番で第3打を1メートルにつけて伸ばしたが、11番でこの日初めてのボギーを叩いた。競泳五輪金メダリストの北島康介さんもロープの外から視線を送ったが、14番では2メートル弱のパーパットを外し、17番は1メートルがカップに蹴られてボギーとなった。

 第3ラウンドはパー5の10、18番でボギーを叩くなど後半に失速。勝負どころでパットが決まらず、「後半はパッティング」と課題にグリーン上を挙げた。「ショットは引き続き良い。(残り1日で)行くだけですね」と気を引き締めていたが、前半の良い流れを後半に持ち込むことができなかった。

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2016年8月15日のニュース