ボルト、9秒81で金 男子100m史上初の3連覇「最高のレース」

[ 2016年8月15日 10:27 ]

男子100メートルで優勝しポーズをとるボルト(AP)

リオデジャネイロ五輪 陸上男子100メートル

(8月14日)
 陸上男子100メートル決勝が行われ、世界記録保持者のウサイン・ボルト(29=ジャマイカ)が9秒81をマークして優勝。1984年ロサンゼルス、88年ソウル両五輪2連覇のカール・ルイス(米国)を超える、この種目初の五輪3連覇を達成した。

 大会前に「みんなには申し訳ないが、今回の五輪が確実に最後だ」と宣言していたボルトは、準決勝ではゴール手前で左右を確認する余裕をみせながらも今季自己最高の9秒86をマークして全体のトップタイムで決勝に進出。決勝では、好スタートを切ったジャスティン・ガトリン(34=米国)を終盤にかわして1着でゴールした。

 レース後、ボルトはスタジアムを一周すると、おなじみの弓を引くポーズを披露して観客の大歓声に応えた。

 ガトリンが9秒89で2位、3位はアンドレ・デグラッセ(カナダ)で9秒91。6位までの選手が9秒台をマークした。

 ▼ボルトの話 最高のレースだった。タイムはそんなに良くなかったが、勝ててうれしい。(200メートル、400メートルリレーと)あとメダルを二つ取って締めくくりたい。

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