山県、準決勝はボルトと同組「タイムは気にせず全力で走りたい」

[ 2016年8月15日 05:30 ]

100メートル予選を走る山県

リオデジャネイロ五輪 陸上男子100メートル

 男子100メートルで山県亮太(24=セイコーホールディングス)が14日(日本時間15日)、日本勢84年ぶりの決勝進出に挑む。

 準決勝ではボルトと同組に入り「タイムは気にせず全力で走りたい」と力を込めた。13日の予選は、号砲反応タイムは0秒111でトップをマーク。2大会連続の準決勝進出は64年東京、68年メキシコ五輪の飯島秀雄以来日本人2人目の快挙だ。

 ロンドン五輪後は腰痛に苦しんだ。数々のアスリートの治療を手掛けてきた白石宏さん(60)は「(昨年は)かがめない、靴ひもさえ結べない状態だった」と振り返る。それでも高度なはり治療の効果で完治。再び五輪に戻ってきた。ボルトと走る準決勝。思い出づくりで終わるのは、ごめんだ。

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2016年8月15日のニュース