ナダル 銅メダルの錦織称える「圭は試合を通して素晴らしかった」

[ 2016年8月15日 09:05 ]

3位決定戦で錦織と対戦したラファエル・ナダル(AP)

リオデジャネイロ五輪テニス・男子シングルス3位決定戦 錦織圭 6―2、6―7、6―3 ラファエル・ナダル

(8月14日 五輪テニスセンター)
 フルセットの末敗れ銅メダルを逃したラファエル・ナダル(30=スペイン)は、「圭は試合を通して素晴らしかった。私はエネルギーがもたなかった」と対戦相手の錦織圭(26=日清食品)を称えた。

 5月末から6月にかけて行われた全仏オープンを左手首の故障で途中棄権し、今大会が2カ月ぶりの復帰戦だったナダル。未だに状態は完璧ではなく、プレー中に痛みが走っていたという。それでも3位決定戦まで戦い抜いたが、「疲労が大きかった。100%ではない状態で圭のようなプレイヤーと戦うことは困難だったが、ベストは尽くした」と納得はしている。その上で「圭におめでとうと言いたい」と祝福した。

 4年後の20年東京五輪に関しては「出場したいとは思うが、現実も見なければならない。もう長い期間プレーしてきている。もし体に問題がなければ戦える」と話した。

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