片山 五輪会場で練習 コースには出ず独特の方法で感覚を確認

[ 2016年8月5日 23:32 ]

 112年ぶりに競技に復帰したゴルフの会場となるリオデジャネイロ市西部バーラ地区の五輪ゴルフコースが5日、出場選手に開放され、日本男子の片山晋呉が初調整した。「久々にゴルフ場に来て球を打って気持ち良かった」と満足そうに笑みを浮かべた。

 片山はコースには出ず練習場で左打ちや片手打ちなど独特の方法で感覚を確認した。開会式には「(日本の)ゴルフで出るのは僕しかいない。次の東京につながる何かを感じたい」と使命感を持って参加する。

 地元ブラジルの選手も姿を見せ、韓国代表の崔京周コーチは選手に先駆けてコースを下見した。

 競技は男女それぞれ60人が出場し、予選落ちなしで4日間、72ホールのストロークプレーで争う。男子は11日からで日本勢は池田勇太と片山、女子は17日から野村敏京と大山志保が出場する。(共同)

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2016年8月5日のニュース